美容外科 cosmetic-surgery

二重まぶた(埋没法・部分切開法・全切開法)

治療の基本方針

どのような二重がお好みか、また目の構造上「できること」と「できないこと」を医学的観点から丁寧にご説明したうえで、安全で不自然さのない美しいラインを綿密なカウンセリングで決定します。
当院では、切らない「埋没法」から、頑固な脂肪を除去してスッキリさせる「部分切開法」、半永久的でクッキリとしたラインを作る「全切開法」まで、年齢や現在のまぶたの形状(皮膚の厚みや脂肪の量)を正確に考慮したうえで最適な方法をご提案し、メリット・デメリットを事前に明確にご説明いたします。

主な特徴・術式

  • 切らない埋没法(単純法)
    1〜2mmの微細な穴から医療用の極細糸を用いて縫合し、二重のラインを固定します。メスを入れないため傷跡が残らず、腫れが非常に少ないのが特長です。
  • 部分切開法(ミニ切開法)
    二重のライン上を数ミリ〜1cm程度だけ切開し、腫れぼったさの原因である余分な脂肪(眼窩脂肪)を適度に取り除いた上で強固な二重を作ります。
  • 全切開法
    二重のライン全体を切開し、たるんだ皮膚や厚い脂肪、筋肉(眼輪筋)を総合的に調整します。半永久的で、劇的な目元のイメージチェンジが叶う最も戻りにくい術式です。

治療の流れ(二重まぶた)

① カウンセリング・ブジーシミュレーション

専用の器具(ブジー)を使い、鏡を見ながらお顔のバランスに合った理想的な二重ライン(末広型・平行型など)を何パターンもシミュレーションして術式を決定します。

② 洗顔・前処置 & 精密なデザイン

メイクや皮脂汚れを落としていただき、座った状態で、ミリ単位の正確な二重ラインのマーキング(デザイン)を行います。

③ 痛みを抑えた局所麻酔

極小の針を使用し、痛みを最小限に抑えた適切な局所麻酔をまぶたに行います。これ以降、施術中に痛みを感じることはほぼありません。

④ 緻密な組織処置・縫合

眼球を保護する専用のシェルを用いながら安全に執刀。
埋没法は極細糸の埋め込み、切開法(部分・全切開)は余分な脂肪や皮膚を精密に処理した上で、細緻に縫合します。

⑤ ライン確認・アフターケア

座った状態で起き上がり、左右のバランスやラインを最終確認します。切開法の場合は約1週間後に抜糸を行います。直後の過ごし方についてご案内します。

  • 埋没・部分切開・全切開から最適な提案
  • 極小針による麻酔で痛みを最小限に配慮
  • 自費診療

切らない施術あり

ダウンタイム:約1週間

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 埋没法と切開法、どちらを選べばいいですか?

A. まぶたが薄く、切ることに抵抗がある方やダウンタイムを短くしたい方には「埋没法」が適しています。
逆に、まぶたが非常に腫れぼったい方、過去に埋没法が戻ってしまった方、半永久的なクッキリとした二重を希望される方には「部分切開法」や「全切開法」が確実でおすすめです。

Q. 切開法(部分切開・全切開)の傷跡は目立ちますか?

A. 傷跡は新しく作る「二重のシワの溝」に完全に一致させます。
そのため、目を開けている時は傷跡がシワに隠れて周囲から見えることはありません。目を閉じた時の傷の赤みや硬さは術後1〜3ヶ月をピークに、半年〜1年かけて白い目立たない線へと馴染んでいきます。

上眼瞼リフト術(上まぶたのたるみ取り)

治療の基本方針

加齢にともなって上まぶたの皮膚がたるみ、お辞儀をするように目が外側から被さってくるお悩み(眼瞼皮膚弛緩症)を根本からスッキリと解消する若返り手術です。
当院では、二重のラインそのものを変えることなく、眉毛のすぐ下の境界線で余った皮膚を切り取る「上眼瞼リフト術(眉下切開/眉下リフト)」を基本としています。若い頃の自然でハッキリとした軽いまぶたを取り戻すことができ、目元の印象が不自然にキツくなるのを防ぐ、非常に満足度の高い専門外科手術です。

主な特徴

  • 二重の印象を変えない自然な若返り
    まぶたの厚い皮膚を眉毛の下で引き上げるため、二重ラインの上にある「自然な皮膚のグラデーション」が保たれ、整形感のないナチュラルな仕上がりになります。
  • 視界の広がりと額のしわ改善
    被さっていた皮膚が持ち上がることで視野が広がり、まぶたを開けようとして無理に額を収縮させる癖がなくなるため、おでこのシワや眼精疲労、頭痛の改善にも繋がります。
  • 眉毛に隠れる計算された傷跡
    形成外科専門医としての緻密な切開・デザイン技術により、傷跡を眉毛の直下(または眉毛の中)に一致させ、傷跡を徹底的に目立たなくします。

治療の流れ(上眼瞼リフト術)

① 専門医によるまぶたの診察

座った状態で、まぶたの皮膚のたるみ量、眉毛の位置、眼瞼下垂(筋肉の緩み)の有無を正しく診断し、上眼瞼リフトの適応を判断します。

② 切り取る皮膚の精密デザイン

どれくらい皮膚を切り取れば最も美しく目が開くかを計算し、シワや眉毛のラインに合わせてミリ単位でマーキングします。

③ 痛みを抑えた局所麻酔

極細の針を用い、痛みを最小限に抑えた局所麻酔を行います。救急・麻酔科の経験を活かし、極力不快感のないよう優しく行います。

④ たるみ皮膚の切除 & 精密縫合

デザインに沿って余分な皮膚(および必要に応じて厚い皮下脂肪)を精密に切除。傷口が綺麗に閉じるよう、内部の真皮縫合を強固に行った後、皮膚の表面を極細の医療用糸で美しく縫合します。

⑤ アフターケア・経過観察

直後に目元をしっかり冷却し、当日はそのままお帰りいただけます。約5〜7日後に外来にて抜糸を行います。

  • 眉下切開による整形感のない自然なまぶた
  • 視野の広がりやおでこのシワも同時に改善
  • 自費診療(※視野障害が著しく機能的治療となる場合は保険適用となるケースもあります)

眉下切開で自然

抜糸:約5〜7日後

自費診療(一部保険あり)

よくあるご質問(Q&A)

Q. 眉毛の下を切って、傷跡は目立ちませんか?

A. 眉毛の生え際のギリギリを狙って切開し、毛根を傷つけない特殊な角度でメスを入れます(毛包斜切断)。これによって、傷跡から再び眉毛が生えてくるため、数ヶ月〜半年で傷跡は眉毛と同化し、お化粧なしでもほとんど分からなくなります。

Q. ダウンタイムはどれくらい見ておけばいいですか?

A. 個人差はありますが、強い腫れや内出血のピークは術後3日前後です。約1週間後の抜糸の頃には8割がた落ち着き、抜糸翌日からはアイメイクで傷跡をカバーして日常生活(お仕事など)に復帰いただけます。

下眼瞼たるみ取り(ハムラ法・経結膜脱脂術)

治療の基本方針

年齢とともに目立ってくる「目の下のクマ、膨らみ(目袋)、段差、シワ」を、解剖学的な根拠に基づいて根本からリセットする下まぶたの若返り手術です。
当院では、お肌のたるみが少なく脂肪の突出だけが気になる方向けの「経結膜脱脂術(まぶたの裏側からのアプローチ)」から、突出した脂肪をその下の深い溝(ゴルゴラインの始まり)へ移動させて段差を完全にフラットにする高度な「ハムラ法(脂肪再配置)」まで、患者様のシワ・たるみの状態に合わせた最適な術式を専門医が厳密に選択して執刀します。

主な特徴

  • ハムラ法による凹凸の根本平坦化
    目の下の「脂肪の突き出し」と「その下の凹み」を同時に解消するため、脂肪を切り取らずに凹んでいる溝へ移動・固定させることで、影のない極めてなめらかな目元を作ります。
  • 経結膜脱脂術による傷跡ゼロのクマ治療
    まぶたの裏側の結膜からアプローチするため、お顔の表面には一切傷跡が残らず、抜糸の必要もありません。
  • 余剰皮膚のたるみ引き上げ
    皮膚自体の伸びやたるみが強いご高齢の方などには、下まつ毛のキワを切開し、余った皮膚を適正に切り取って引き締めることで、目元の小ジワも同時に劇的に若返らせます。

治療の流れ(下眼瞼たるみ取り)

① 専門医による下まぶたの診察

座った状態で光を当て、目の下のクマ(影)の原因が、脂肪の突出なのか、皮膚のたるみなのか、骨格的な凹みなのかを正確に見極めて術式を決定します。

② 立体的なデザイン(マーキング)

影になっている溝の位置や、アプローチするラインを細かくお顔にマーキングし、仕上がりの平らなラインを設計します。

③ 痛みに配慮した局所麻酔

極小の針を使用し、痛みを最小限に抑えた局所麻酔を下まぶたに優しく行います。術中は触られている感覚のみです。

④ 緻密な組織処置(脱脂 または 脂肪再配置)

  • 脱脂術:まぶたの裏から3つの脂肪のコンパートメントから適量を的確に抜去。
  • ハムラ法:まぶたのキワから侵入し、眼窩隔膜ごと脂肪を下方の骨膜上へ移動させて強固に固定します。余った皮膚がある場合は美しく切除して縫合します。

⑤ 術後冷却・経過観察

直後、内出血を抑えるために目元をしっかり冷却します。切開を伴う術式の場合は約5〜7日後に抜糸を行います(脱脂術は抜糸なし)。

  • クマと段差を解消する高度な脂肪再配置
  • 表面に傷を残さない裏側からの脱脂も選択可
  • 自費診療

ハムラ法/脱脂を選択

傷を残さない選択可

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 目の下の「ハムラ法」と「脱脂術」はどちらが良いのでしょうか?

A. 皮膚のたるみが少なく、純粋に「脂肪の膨らみだけ」が原因で影ができている若い世代(20代〜30代など)には、傷の残らない「経結膜脱脂術」が手軽で非常に効果的です。一方で、年齢とともに脂肪が突出し、その下がゲッソリと溝になって影クマ(凹凸)ができている40代以降の方には、脂肪を溝に移動して土台をフラットにする「ハムラ法」が最も美しく仕上がり、持続性も高いため強く推奨されます。

Q. 術後の腫れやダウンタイムはどのくらいですか?

A. 経結膜脱脂術は腫れが比較的軽く、数日間のむくみ感程度で翌日からメイクが可能です。皮膚切開を伴うハムラ法の場合は、術後3〜5日をピークに強い腫れや内出血が出ることがあり、約1週間〜10日ほどでメイクで隠せるレベルに落ち着いていきます。

腋臭症(わきが・多汗症治療)

治療の基本方針

当院の治療の基本方針は、「第一に安全であること」、そして「瘢痕(傷跡)を最小限に抑えること」です。腋臭(におい)の治療においては、お体の負担(侵襲)と臭いの減量効果のバランスを常に考慮することが重要です。
当院では、確実な効果を追求する手術療法から、傷跡のない最新の吸引法、手軽なBOTOX注射まで、すべて自費診療(自由診療)として、お一人おひとりに十分な時間をかけ、丁寧で質の高いオーダーメイドの治療を行っております。専門医が誠実に見極めて最適なアプローチをご提案します。

こんなお悩みはありませんか(チェックリスト)

  • 耳垢(みみあか)が湿っている
  • 白いシャツの脇(ワキ)が黄色く黄ばみやすい
  • ご家族やご親戚にわきが(腋臭症)の方がいる
  • 自分でにおいに気づく、または周囲から指摘されたことがある
  • 脇の毛が周囲に比べて比較的濃い

主な3つの治療法・詳細

Ⅰ.手術(剪除法:せんじょほう)

臭いのもとになるアポクリン腺を直接目で確認しながら確実に取り除く方法で、臭いを8〜9割減量することを目標とします。最も効果の高い術式です。当院では約3cmの切開線からアプローチし、瘢痕の長さを最小限にしたうえで丁寧に縫合を行うため、術後1年ほどで多くの場合ほとんど傷跡が目立たなくなります。術後の血腫リスクを最小限にするプロの工夫を行っており、大きなトラブルはほぼ起こりません。

Ⅱ.手術(吸引法)

特殊な器具を用いてアポクリン腺を破壊し、吸引する方法で、臭いを6〜7割減量することを目標とします。剪除法よりも効果はやや劣りますが、切開線がわずか1cmと最小限で、術後早期から傷跡が目立ちにくく、ダウンタイムも3〜5日と短くなります。

Ⅲ.BOTOX注射

汗腺の働きを弱め、発汗そのものを激減させることでニオイの拡散を抑える方法です。手軽に始められますが、アポクリン腺の活動は変化しないため効果は穏やかです。ただしほとんどダウンタイムがないことが最大の利点です。

治療の流れ(わきが治療)

① 専門医によるカウンセリング・診察

ガーゼテストや上記のチェックリストを伺い、においの程度を正しく診断。3つのアプローチから、ご希望の持続効果やダウンタイムに合わせた最適な治療法をご提案します。

② 術前処置 & 安心の局所麻酔

手術(剪除・吸引)の場合は、脇のシワに合わせた美しい切開線をデザインし、痛みのないよう適切な局所麻酔を行います。

③ 丁寧なアプローチ・アポクリン腺の処理

  • 剪除法:皮膚を反転させ、臭いのもとを直接見ながら1つずつ時間をかけて丁寧に剪除します。
  • 吸引法:1cmの穴から器具を入れ、アポクリン腺を的確に破壊・吸引します。
  • BOTOX:麻酔・冷却後、汗の気になるエリアへ細かく注射します。

④ 確実な縫合・血腫防止の圧迫(手術の場合)

手術後は、傷が綺麗に治るよう微細に縫合。術後のトラブル(血腫など)を防ぐため、独自の強固な圧迫固定(タイオーバー等)を丁寧に行います。

⑤ 抜糸・経過観察

数日後に圧迫を外し、約1〜2週間後に抜糸を行います。皮膚科・形成外科専門医として、傷跡がシワに馴染んで目立たなくなる(約1年後にはほぼ判別不能になります)まで責任をもってしっかりと見守ります。

  • すべて自費診療だからこそできる丁寧な処置
  • 血腫・傷跡のリスクを最小限にするプロの工夫
  • 効果とダウンタイムに合わせて選べる

効果重視〜手軽まで3種

ダウンタイムで選べる

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. わきがの治療は保険適用されますか?

A. いいえ、当院におけるわきが・多汗症の治療(剪除法・吸引法・BOTOX注射)は、制限なく細部まで徹底した丁寧な治療を行うため、すべて自費診療(自由診療)とさせていただいております。事前に費用面についても明確にご説明いたします。

Q. 夏場の施術や手術は可能ですか?

A. はい、年間を通して可能です。ただし、手術(剪除法・吸引法)の場合は術後一定期間、脇の圧迫固定が必要となり、激しい運動や大量の発汗を伴う行為は避けていただく必要があります。BOTOX注射は夏直前でも大変人気です。

若返り・フェイスリフト(minimally invasive face lift)

治療の基本方針

加齢に伴うお顔全体の深いたるみやフェイスラインのもたつきに対し、皮膚の表面だけを引っ張るのではなく、その下にある筋膜(SMAS)から根本的に引き上げて固定する本格的な若返り手術です。
当院では、傷あとを極限まで残さないために切開線を最小限に抑えた「minimally invasive face lift(最小切開フェイスリフト)」を執刀しています。形成外科専門医としての緻密な解剖学的知識に基づき、不自然な引きつれ感をなくし、周囲に気づかれないほどナチュラルで、かつ長期的に持続する確実な若返りを実現します。

主な特徴

  • 筋膜(SMAS)からの根本引き上げ
    皮膚だけを引っ張る治療とは異なり、たるみの原因である土台(筋膜)から処置するため、効果の出方と持続力が圧倒的です。
  • 最小限の切開線(minimally invasive)
    傷あとが他人の目から見えないよう、耳の輪郭の境界や髪の生え際などに沿って最小限の切開に抑え、傷あとのリスクを極限まで低減します。
  • 機能面と自然さへのこだわり
    お顔の複雑な表情筋や神経の走行を熟知した専門医が執刀するため、笑顔の作りやすさなど機能面を損ないません。

治療の流れ(フェイスリフト)

① 専門医によるカウンセリング

たるみの状態や骨格、皮膚の進展性を細かく診察。どの程度引き上げるのが最も自然で美しいかをシミュレーションし、術式を詳しく説明します。

② 緻密なマーキング・デザイン

お顔のバランスを見ながら、引き上げる方向や、傷あとが隠れる最小限の切開ラインを精密にデザインします。

③ 安全な麻酔

救急・麻酔科の経験を活かし、痛みを徹底的に抑える適切な局所麻酔(必要に応じて静脈麻酔等の併用)を行います。

④ 筋膜処置・微細な縫合

筋膜(SMAS)を適切に引き上げて強固に固定。余分な皮膚を優しく除き、形成外科の微細縫合技術で傷口をミリ単位で美しく縫い合わせます。

⑤ 術後ケア・経過観察

術後の腫れを抑えるための適切な圧迫固定を行い、当日はお帰りいただけます。後日、抜糸および定期検診にて傷あとの治り具合を最後まで丁寧に見守ります。

  • 筋膜から引き上げる劇的効果
  • 傷あとを最小限に抑える切開デザイン
  • 自費診療

SMASから引き上げ

最小切開デザイン

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 傷あとはどのくらい目立ちますか?

A. 切開線は耳の付け根のシワや生え際など、極めて目立ちにくい場所に一致させます。術後1〜3ヶ月は一時的に赤みが出ますが、半年〜1年かけて周囲の皮膚に馴染み、ほとんど分からない白い線へと落ち着きます。

Q. 表情が引きつれたり、不自然になったりしませんか?

A. ご安心ください。不自然な引きつれの原因は、皮膚だけを無理な方向に強く引っ張ることにあります。当院では皮膚は一切緊張させず、その奥にある深い筋膜(SMAS)を斜め上方の解剖学的に正しい位置へ引き上げるため、笑顔や豊かな表情を保ったまま、ナチュラルに若々しさを取り戻すことが可能です。

お顔の脂肪注入(お顔全体・こめかみへのボリュームアップ)

治療の基本方針

加齢によって引き起こされる老け見えの大きな原因の一つが、骨の萎縮や「お顔の脂肪の減少(ボリュームロス)」です。特にこめかみの凹み、頬のコケ、深いほうれい線は、顔影を作り出し疲れた印象を与えてしまいます。
当院では、患者様ご自身の太ももやお腹などから安全に採取した健康な脂肪細胞を高度に精製し、ボリュームが不足している部位へ的確に移植する「脂肪注入療法」を行っています。人工の注入物(フィラー)とは異なり、一度定着した脂肪はご自身の組織として半永久的に残り続けるため、持続性・安全性ともに極めて高いナチュラルな立体若返りが可能です。

主な特徴

  • 自己組織由来の高い安全性
    ご自身の脂肪を使用するため、アレルギーや異物反応の拒絶リスクが極めて低く、非常に安全です。
  • 定着した脂肪は半永久的に持続
    ヒアルロン酸のように数ヶ月で吸収されてしまうことがなく、定着した細胞はご自身の組織として長期間効果を維持します。
  • お顔全体のバランスを整える立体デザイン
    形成外科・美容外科の視点から、ただ凹みを埋めるだけでなく、お顔全体の光の当たり方(ハイライトとシャドウ)を考慮した美しい若々しい輪郭をデザインします。

治療の流れ(脂肪注入)

① カウンセリング・採取部位の決定

お顔のボリュームが減少している部位(こめかみ、頬、額など)を確認し、同時に脂肪を採取する部位(太ももや下腹部など)を診察して決定します。

② 脂肪の採取(マイルドな吸引)

脂肪採取部位に局所麻酔を行い、専用の細い管(カニューレ)を用いて、傷あとが目立たない場所から健康な脂肪細胞を優しく丁寧に採取します。

③ 脂肪の遠心分離・精製

採取した脂肪を専用の遠心分離器にかけ、不要な水分や死んだ細胞、不純物を徹底的に除去し、生存率(定着率)の極めて高い高密度な脂肪細胞だけを精製します。

④ 繊細な多層注入

お顔の注入部位に麻酔を施し、カテラン針等の特殊な注入器を用いて、脂肪が効率よく周囲の組織から血流を得られるよう、細かく層を分けながら(多層注入)均一に美しく注入していきます。

⑤ アフターケア

注入部位は針穴のみですので縫合は不要です。脂肪採取部位は微細に縫合し、圧迫固定を行います。直後の注意点について詳しくご説明します。

  • 自己組織によるアレルギーのない高い安全性
  • 定着後は半永久的な持続効果
  • 自費診療

自家組織で安全

半永久的に持続

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 注入した脂肪はすべて定着しますか?

A. 移植した脂肪細胞のうち、一般的に約50〜70%程度が周囲の組織から血流を得て定着します。定着率を高めるために、当院では脂肪を極力傷つけずに精製し、細かく細動化して多層に注入する高度な技術を採用しています。定着期間(約1〜2ヶ月)を見越して、やや多めに注入する場合があります。

Q. 脂肪を採取した部位の傷跡や痛みはどうですか?

A. 脂肪を採取する太ももやお腹の切開線は、わずか数ミリ(1箇所)で、下着や水着に完全に隠れる場所に設定します。1週間ほど筋肉痛のような鈍い痛みと内出血が出ますので、専用のサポーターで数日間しっかり圧迫を行っていただきます。約1週間後に採取部位の抜糸を行います。

刺青(タトゥー)除去(切除縫合術・切除植皮術)

治療の基本方針

就職、結婚、出産など、ライフステージの変化にともなって「消したい」と切実に願う刺青(タトゥー)を、外科的手術によって確実に除去する治療です。
レーザー治療では消しきれない深いインクやマルチカラー(多色)のタトゥー、あるいは「できるだけ早く一回で綺麗に無くしたい」というご要望に対し、当院では皮膚を切り取って美しく縫い合わせる「切除縫合術」や、広範囲のタトゥーに対してご自身の別の部位から皮膚を移植する「切除植皮術(皮膚移植)」を行っています。大学病院の形成外科医長や救急・熱傷の最前線で広範囲の皮膚再建を数多く手がけてきた専門医が、お身体の負担を最小限に抑え、確実な除去をお約束します。

主な特徴

  • どんな色・深さのタトゥーも確実に除去
    レーザーでは反応しにくい緑や青、黄色などのインクや、皮膚の深くまで入った刺青も、外科的に取り除くため確実に無くすことができます。
  • 形成外科の特殊な「2層縫合」技術
    皮膚を切除して縫い合わせる際、皮膚の表面だけに張力がかかって傷あとが広がらないよう、皮膚の深い層(真皮)を強固に縫合する技術により、細く目立たない傷跡を目指します。
  • 広範囲に対応する植皮術(皮膚移植)
    一度の縫合では皮膚が足りないような大きなタトゥーに対しても、熱傷治療や再建外科で培った高度な植皮技術を駆使し、安全に生着させます。

治療の流れ(刺青除去手術)

① 専門医による刺青の診察

タトゥーの大きさ、場所、色、皮膚の伸展性(伸びやすさ)を正確に診察。一度で切り取るか、複数回に分ける分割切除か、あるいは植皮術が必要かを正しく判断しご提案します。

② 術前検査・インフォームドコンセント

手術を安全に行うための事前の血液検査等を行います。手術による傷あとの残り方、術後の運動制限などについて、しっかりご納得いただけるまで丁寧にご説明します。

③ 適切な麻酔と精密な切除

局所麻酔(範囲に応じて適切な麻酔管理)を徹底し、痛みのない状態を作ります。タトゥーの輪郭に合わせて皮膚を緻密に切除します。

④ 組織の再建(縫合 または 植皮)

  • 切除縫合:周囲の皮膚を優しく剥離し、引っ張り強度のバランスを計算しながら真皮縫合と表皮縫合の2層で美しく閉じます。
  • 切除植皮:ご自身の目立たない部位から健全な皮膚を採取し、タトゥーを切り取った床へ精密に移植・固定します。

⑤ 術後管理・定期検診

術後は傷口や移植皮膚の安静を守るための固定を行います。約1〜2週間後に抜糸(または固定外し)を行い、傷が完全に成熟してシワに馴染むまで責任をもって経過を観察します。

  • レーザーで消えない刺青を確実に除去
  • 高度な皮膚再建・植皮技術の応用
  • 自費診療

確実に除去

切除縫合/植皮術

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 手術の後、傷跡はどのようになりますか?

A. 皮膚を切除するため、タトゥーのあった場所に「手術の直線的な傷跡」が必ず残ります。しかし、いかにもタトゥーが入っていたと分かる歪な形ではなく、すっきりとした1本の線(または植皮の跡)になるため、周囲からは「ケガの手術の跡」に見えるようになります。傷あとは数ヶ月赤みがありますが、1年ほどかけて白い目立たない線へ変化します。

Q. 大きなタトゥーでも1回の手術で消せますか?

A. 完全に取りきった後、周囲の皮膚が無理なく引っ張れるサイズであれば1回で終了します。無理に大きな範囲を一度に縫うとお身体の負担や傷が開くリスクが高まるため、大きなタトゥーの場合は、数ヶ月の期間をあけて2〜3回に分けて少しずつ縮める「分割切除」を行うか、あるいは1回で広範囲をカバーできる「皮膚移植(植皮術)」をご提案いたします。

傷あと直し(瘢痕形成術)

治療の基本方針

昔受けた他院での手術の傷あと、帝王切開の傷、過去のケガ・事故による盛り上がった傷(肥厚性瘢痕)や引きつれ、リストカットの跡など、お身体や心に残り続ける「傷あとの悩み」を美しく修正する治療です。
当院では、日本形成外科学会認定の形成外科専門医として、ただ傷をもう一度縫い直すだけでなく、傷あとの方向を皮膚のシワのライン(W-plastyやZ-plastyなどの特殊なジグザグデザイン)に一致させる高度な「瘢痕形成術」を行います。皮膚にかかる引っ張る力を巧みに分散させることで、再発を防ぎ、極限まで目立たない綺麗な質感へと生まれ変わらせます。

主な特徴

  • 形成外科の真髄である瘢痕修正
    傷あとが引きつれて痛むといった機能的トラブルから、見た目を綺麗にしたいという審美的ご要望まで、大学病院等で数千例の傷あと治療を行ってきた専門医が対応します。
  • シワの方向へ傷を逃がす特殊デザイン
    直線的で目立つ傷跡を、皮膚の自然な解剖学的シワに沿うようにジグザグに組み替えることで、人間の目の錯覚も利用して傷跡を徹底的にカモフラージュします。
  • 術後の盛り上がり予防(徹底管理)
    術後に傷が再び赤く盛り上がってこないよう、内部の強固な真皮縫合はもちろん、術後のテーピング指導や圧迫療法などのアフターケアまで一貫してコントロールします。

治療の流れ(瘢痕形成術)

① 専門医による傷あとの診察

傷あとの長さ、幅、赤み、硬さ、周囲の皮膚のゆとりを診察。ケガや手術からどのくらいの期間が経っているかを確認し、最適な修正手術のタイミングと術式を決定します。

② 解剖学的なシワに合わせたデザイン

皮膚のシワの流れを細かく分析し、傷あとのテンション(張力)を最も減らせるジグザグのライン(Z形成術やW形成術など)を皮膚に細緻にデザインします。

③ 局所麻酔

極細の針を用い、痛みを最小限に抑えた局所麻酔を行います。手術中の痛みは一切ありません。

④ 瘢痕組織の切除・緻密な組み替え縫合

硬くなってしまった古い傷あとの組織を精密にくり抜き、周囲の健全な皮膚を丁寧に剥離。張力がかからないよう内部を強固に真皮縫合した上で、表面を極細の医療用糸で美しく縫合します。

⑤ アフターケア指導・経過観察

約5〜7日後に抜糸を行います。抜糸直後から傷あとの盛り上がりを防ぐための専用テープによる固定(3〜6ヶ月推奨)など、術後のセルフケア方法をドクターが直接丁寧に指導します。

  • 形成外科専門医の技術による傷あとの最小化
  • 引きつれの機能的・審美的改善
  • 自費診療(※機能障害を伴うケガの肥厚性瘢痕・拘縮は保険適用となる場合があります)

専門医の瘢痕形成

目立たない線へ

自費診療(一部保険あり)

よくあるご質問(Q&A)

Q. 傷あとは完全に「消えて」なくなりますか?

A. 現代の医学において、一度できてしまった傷あとを消しゴムで消すように完全に「ゼロ(無傷)」にすることはできません。瘢痕形成術の目的は、幅が広くて凸凹した目立つ傷あとや引きつれた傷あとを切り取り、形成外科の最高の技術で「細くて平らな、皮膚のシワと同化して他人が気づかないレベルの綺麗な1本の線」に置き換える・整える治療になります。

Q. ケガや手術をしてから、どのくらい経てば修正手術を受けられますか?

A. 傷跡ができてすぐの時期は、傷の組織がまだ赤く硬く、治そうとする活動が活発なため、すぐに再手術を行うとかえって傷跡が汚くなってしまうリスクがあります。一般的に、傷あとの赤みが引き、組織が柔らかく落ち着く「約6ヶ月〜1年」ほど経過したタイミングが、修正手術を行う最適な時期となります。

鼻の整形(自家軟骨移植による隆鼻術)

治療の基本方針

「鼻すじを自然に高くしたい」「鼻先をツンと下向きにスマートに整えたい」というご要望に対し、シリコンプロテーゼなどの人工物を一切使わず、患者様ご自身の耳などから採取した組織を使用する「自家軟骨移植による隆鼻術・鼻尖形成術」です。
人工物を鼻に挿入する場合、将来的に皮膚が薄くなって透けてしまったり、感染を起こして露出してしまったりするリスクが少なからず存在します。当院では、ご自身の耳介軟骨を最適な形状に彫刻して鼻へ移植するため、お身体に完全に馴染み、将来にわたって異物トラブルの心配がない、極めて安全でナチュラルな美しい鼻元を形成します。

主な特徴

  • 将来も安心な異物ゼロの自家組織移植
    ご自身の耳の軟骨を使用するため拒絶反応がなく、一生涯にわたって変形や露出の心配がない高い安全性が最大のメリットです。
  • 触っても分からないほど自然な質感
    人工プロテーゼにありがちな「いかにも整形したような硬さ・不自然な光り方」がなく、ご自身の組織として生着するため、見た目も触り心地も驚くほどナチュラルに仕上がります。
  • お顔の表面に傷を残さない緻密なアプローチ
    鼻の手術の切開は鼻の穴の中(クローズド法)などを基本とし、耳の軟骨採取も耳の裏側の目立たないシワに沿って行うため、お顔の表面に目立つ傷あとを一切残しません。

治療の流れ(自家軟骨移植隆鼻術)

① 専門医によるカウンセリング・鼻の分析

現在の鼻の高さ、鼻先の角度、お顔全体のバランス(おでこから顎にかけてのEライン)を詳細に分析。理想の鼻の形に合わせた軟骨の移植量や位置を決定します。

② 耳介軟骨の採取

耳の裏側の目立たないシワに沿って数センチ切開し、鼻の形成に必要な分の耳介軟骨を、耳の変形が起きないよう安全な術式で丁寧に採取します。採取後は微細に縫合します。

③ 軟骨の精密な彫刻(加工)

採取した軟骨を、鼻すじや鼻先にぴったりとフィットし、理想のラインを描くように、専門医が術の場でミリ単位で精密にデザイン・加工(彫刻)します。

④ 鼻への移植・固定

鼻の穴の中など、傷あとの見えない場所からアプローチ。加工した自家軟骨を、ずれないよう適切な骨膜下や皮下の位置へ的確に挿入・固定し、微細縫合します。

⑤ ギプス固定・アフターケア

軟骨が正しい位置で完全に生着するよう、数日間、鼻の表面を小さなギプスやテーピングでしっかりと固定します。約1週間後に鼻と耳の抜糸を行います。

  • 人工物を使わない安心の自家軟骨移植
  • お顔の表面に傷を残さない緻密なアプローチ
  • 自費診療

自家軟骨で安心

顔の表面に傷なし

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 耳の軟骨を取ると、耳の形が変わったり聴力に影響が出たりしませんか?

A. ご安心ください。耳の軟骨を採取する際は、耳のプロファイル(形)を維持するために最も重要な「フレーム(外枠)の軟骨」を必ず残し、中央の凹んだ部分などの影響の出ない場所から部分的に採取します。そのため、術後に耳の形が変形したり、聴力に影響を及ぼしたりすることは一切ありません。傷あとも耳の裏側なので正面からは完全に見えなくなります。

Q. 効果はどのくらい持続しますか?メンテナンスは必要ですか?

A. 移植した自家軟骨は、術後1〜2ヶ月ほどで鼻の周囲の組織と完全に結合し、ご自身の「生きた組織」として生着します。ヒアルロン酸のように吸収されることもなく、プロテーゼのように経年劣化による入れ替えの必要もありません。一度生着すれば、お体の組織の一部として半永久的に効果が持続します。

ピアストラブル(手術による耳垂裂・変形修正)

治療の基本方針

ピアスによって引き起こされた耳元の変形(裂け、ちぎれ、埋まり、しこり)を、形成外科の高度な微細手術によって美しく正常な形態へと修正する治療です。
特に、ピアスの重みや引っ掛けた衝撃によって耳たぶが完全に真っ二つに裂けてしまった「耳垂裂(じすいれつ)」に対し、単に直線で縫い合わせるだけでは、治ったあとにV字の凹み(ノッチ)ができて耳の形が歪んでしまいます。当院では皮膚を立体的にジグザグに噛み合わせる高度な形成外科技術を駆使し、なめらかで綺麗な丸い耳たぶの輪郭を再生します。

主な特徴

  • 耳のなめらかな曲線を出す特殊デザイン
    裂けてしまった部分の硬い組織(瘢痕)を適切に取り除いた上で、皮膚をジグザグに組み替える形成外科技術(三角弁法やW形成術など)を行い、耳たぶ本来の美しい丸みを再現します。
  • 皮膚に埋まったピアスの安全な摘出
    キャッチやヘッドが耳たぶの皮膚の中に完全に埋まり込んでしまったトラブルに対しても、耳たぶの組織を傷つけないよう最小限の切開で安全に摘出し、傷跡を残さず修復します。
  • 他院やご自身であけた穴のトラブルも大歓迎
    自分で開けてちぎれてしまった、腫れを繰り返して大きな「しこり(肉芽・ケロイド)」ができてしまったなど、あらゆる耳元の肌トラブルを専門医が解決します。

治療の流れ(ピアストラブル手術修正)

① 専門医による耳元の診察

耳垂裂の裂け方、皮膚のゆとり、あるいは埋没・しこりの状態を診察し、耳たぶの本来の形状を美しく出すための最適な手術計画を立てます。

② 術前デザイン(マーキング)

耳たぶのなめらかな曲線を出すためのラインを、お耳に1ミリ単位で正確にマーキング(デザイン)を行います。

③ 痛みのない局所麻酔

非常に細い注射針を使用し、患部に適切な局所麻酔を行います。事前に冷却等をしっかり行いながら優しく進めるため、痛みはほぼありません。

④ 形成外科技術による精緻な執刀

瘢痕化した古い組織を適切に切除し、皮膚を立体的に組み替えて、髪の毛よりも細い極細の医療用糸で緻密に縫合します。

⑤ アフターケア・抜糸

術後は傷口を保護する最小限の固定を行い、すぐにお帰りいただけます。約1〜2週間後に外来にて抜糸を行います。

  • ちぎれた耳たぶを綺麗な丸みに再生
  • しこり(肉芽)や皮膚の埋まりも安全に治療
  • 自費診療(※状態により一部保険適用となるケースもあります)

耳垂裂を綺麗に再生

抜糸:約1〜2週間後

自費診療(一部保険あり)

よくあるご質問(Q&A)

Q. 裂けてしまった耳たぶを手術した後、もう一度ピアスを開けることはできますか?

A. はい、可能です。ただし、手術してすぐの傷あとの組織はまだ未熟で弱いため、術後最低でも「約3ヶ月〜半年」ほど経過し、傷跡が完全に白く柔らかく落ち着いてから、少し場所をずらすか、あるいは完全に治ったことを確認した上で安全にファーストピアスをあけ直すことをお勧めしています。

Q. 昔ちぎれたまま何年も放置して完全に塞がっている耳垂裂でも治せますか?

A. はい、何年経過していても全く問題なく綺麗に治せます。塞がって皮膚が完成してしまっている割れ目のエッジ(縁)を一度新鮮な状態に戻し、そこから立体的に組み替えて縫合することで、元通りの綺麗な耳たぶに再生することができます。

陥没乳頭(人工真皮を使用した最新の修正手術)

治療の基本方針

乳頭(乳首)が突出せず、乳房の中に引き込まれて凹んでしまっている陥没乳頭に対し、形態を美しく整え、衛生面や将来の機能を回復させる手術です。
陥没乳頭は見た目のコンプレックスだけでなく、凹みに分泌物や垢が溜まりやすく、細菌が繁殖して激しい痛みや膿を伴う「乳腺炎」を引き起こす原因になります。当院では、将来の授乳機能をしっかりと守るため乳管を傷つけず、なおかつ術後の後戻り(再陥没)を劇的に防ぐために「人工真皮(じんこうしんぴ)」を用いた最新の確実な手術アプローチを行っています。

主な特徴

  • 人工真皮の使用による再発の劇的防止
    従来の糸で縛るだけの術式は非常に再発率が高いものでした。当院では、引き込んだ乳頭を引き上げた後、その隙間に医療用の「人工真皮(コラーゲンスポンジ)」をクッションとして補填することで、組織の強固な土台を作り、再陥没を強力に防ぎます。
  • 将来の授乳機能(乳管)を傷つけない安全設計
    乳頭を奥へ引っ張っている短い線維組織だけを優しく解放し、ミルクが通る大切な「乳管」は切断せずに温存するため、将来の授乳能力をしっかりと守ります。
  • 衛生面の根本改善と乳腺炎予防
    乳頭が正常に起立することで、シャワーなどで簡単に清潔を保てるようになり、繰り返す不快な匂いや化膿、乳腺炎のリスクを根本から解消します。

治療の流れ(陥没乳頭手術)

① 専門医による詳細な診察

陥没のグレード(指で簡単に引き出せるか、完全に固定されているか)を診察し、解剖学的な構造に合わせた正確な人工真皮のサイズや手術計画を立てます。

② 術前デザイン

乳頭を綺麗に立ち上げ、傷跡が目立たなくなるような微細な切開線を正確にマーキングします。

③ 痛みのない局所麻酔

非常に細い注射針を使用し、お胸の患部に適切な局所麻酔を行います。事前に冷却等を行いながら優しく進めるため、痛みはありません。

④ 人工真皮補填による精緻な執刀

乳管を優しく温存しながら、乳頭を引っ張っている短い繊維組織を解放。引き上げた土台の空隙に、適正サイズに整えた人工真皮を挿入・固定し、乳頭を美しく起立させて極細糸で縫合します。

⑤ アフターケア・抜糸

術後は乳頭が押し潰されないよう、特殊な保護キャップなどで傷口を優しく固定し、当日はそのままお帰りいただけます。約1〜2週間後に外来にて抜糸を行います。

  • 人工真皮の使用による再陥没(後戻り)の劇的防止
  • 大切な乳管(授乳機能)を傷つけない温存術式
  • 自費診療(※当院では制約のない丁寧な人工真皮手術を行うため原則自費とさせて頂いております)

人工真皮で再発防止

授乳機能を温存

原則 自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 人工真皮(じんこうしんぴ)とは何ですか?お体に残っても大丈夫ですか?

A. 人工真皮は、医療用として高い安全性が確立されているコラーゲンを主成分としたスポンジ状の物質です。これを乳頭の下の隙間に挟み込むと、数ヶ月かけてご自身の本物の毛細血管や細胞が中に入り込み、最終的には「ご自身の本物の健康な組織(肉芽)」へと完全に置き換わります。異物として残り続けるわけではないため、アレルギーや長期的なトラブルの心配が極めて低く安全です。

Q. 手術の後、お胸の傷跡は目立ちますか?

A. 切開は乳頭の付け根や、色の濃い乳輪との境界線のシワに沿って最小限(数ミリ)に行います。もともと色素が濃くシワが多い部位であるため、術後の傷跡は非常に綺麗に馴染み、数ヶ月〜半年も経てば他人が見てもほとんど手術をしたことが分からないレベルに落ち着きます。

痩身(脂肪吸引・脂肪溶解注射・ダイエット指導)

治療の基本方針

当院の痩身治療(ボディデザイン)は、単に体重を減らすことだけを目的とはしていません。形成外科専門医・救急専門医として、吸引部位の解剖構造(細かな穿通枝、血管、筋肉の位置)を1ミリ単位で熟知していることを大前提としています。
解剖を深く理解し丁寧に操作することで、臓器や大血管を傷つけるリスクを最小限に抑えた安全な医療を提供します。「脂肪をただ限界まで取る」のではなく、予期しない癒着や不自然なくぼみを防ぎ、周囲や全体のバランスを考慮して彫刻を行うように自然な体型を形作ります。

主な治療メニュー

  • Ⅰ. 脂肪吸引(高い効果・日帰り手術)
  • Ⅱ. 脂肪溶解注射(部分痩せ・顔痩せ・注射のみ)
  • Ⅲ. メディカルダイエット指導(リバウンドしにくい体づくり)

各治療の詳細

Ⅰ.脂肪吸引

カニューレ(脂肪を吸引する専用の細い管)を挿入するための切開線は1cm未満と最小限に抑えます。創縁を痛めない丁寧な器具さばきと、形成外科の「2層縫合」を駆使することで、術後の傷跡をほぼわからない状態へと仕上げます。日帰り手術となりますが、術後の正しいケア(圧迫固定など)が安全性と仕上がりの美しさに直結するため、必ず定期的な通院が必要です。

Ⅱ.脂肪溶解注射

フォスファチジルコリンという、脂肪細胞そのものを破壊して排出させる薬剤を使用します。当院では脂肪吸引で培った高度な技術を応用し、脂肪を除きたい部分へ直接カテラン針を用いて注入します。刺入部にしっかり局所麻酔を行った後、バランスよく薬剤を届けるため、ダウンタイムが短く手軽に部分痩せが叶います。

  • 回数の目安:拳大の脂肪に対し約20ccを注入。2週間おきに3回の施術を推奨しています。

Ⅲ.ダイエット指導

上記の施術と併せて、生活習慣の見直しによるダイエット指導も行っています。リバウンドしにくい体づくりを医学的にサポートし、施術の効果を長く維持できるようにご提案します。

治療の流れ(痩身治療)

① 専門医によるカウンセリング・体型分析

ご希望の部位の脂肪の厚みや皮膚のたるみ具合、全体のバランスを診察し、3つのメニューから最適なプランをご提案します。

② 術前検査・安全の確認(脂肪吸引の場合)

手術を安全に執刀するため、事前の血液検査等を行います。溶解注射の場合は、当日そのままデザイン・施術に移行することも可能です。

③ 細緻なマーキング & 麻酔

脂肪を取るべきエリア、残すべきエリアを等高線のように美しくマーキング。局所麻酔を行い、痛みのない状態を作ります。

④ 丁寧なアプローチ(吸引 または 注射)

解剖学に則り大血管や穿通枝を避けて優しく脂肪を吸引、あるいはカテラン針で脂肪溶解剤を均一に注入していきます。

⑤ 術後ケア・圧迫固定のご案内

脂肪吸引の場合は、美しい仕上がりのために専用のサポーターでしっかりと圧迫固定を行います。直後の過ごし方や、回復までの流れを詳しく説明します。

  • 細かな解剖の理解による高い安全性
  • 傷跡1cm未満・日帰り手術
  • 自費診療

傷跡1cm未満

日帰り手術

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 脂肪吸引のダウンタイムや痛みはどのくらいですか?

A. 部位や吸引量によりますが、内出血や腫れが落ち着くまで約2週間が目安です。術後の強い疼痛(激しい痛み)はほとんどありませんが、ツッパリ感などの違和感は2〜3ヶ月継続します。

Q. 脂肪溶解注射の後、すぐに日常生活に戻れますか?

A. はい、注射のみの治療ですのでダウンタイムは非常に短いです。当日からシャワーが可能で、運動の制限もなく、むしろ脂肪の燃焼・排出を促すために運動は推奨しております。

婦人科形成(小陰唇縮小術等によるデリケートゾーンのお悩み解決)

治療の基本方針

女性のデリケートゾーン(小陰唇・大陰唇など)の大きさ、左右の非対称、黒ずみ、擦れによる痛みといった、誰にも言えないデリケートなお悩みを外科的アプローチで美しく解決する治療です。
特に小陰唇が生まれつき、あるいは出産等によって大きくなると、下着やナプキンに擦れて痛んだり、歩行時や自転車に乗る際に見合って不快感が生じたり、排尿時に尿が斜めに飛んでしまうといった機能的な問題を引き起こします。当院では形成外科専門医として、単に直線的に切り取るのではなく、周囲の解剖学的構造(陰核包皮など)とのバランスを徹底的に計算し、傷跡が一切目立たず、左右対称で自然な「美しいお椀型」へと形を整えます。

主な特徴

  • 左右対称で機能的な美しい仕上がり
    切りすぎて不自然になったり、段差ができたりしないよう、座った状態や横になった状態を3次元的に計算し、お一人おひとりに最適な美しいプロファイルへと縮小・成形します。
  • 傷跡を徹底的に残さない特殊縫合
    非常に皮膚が薄くデリケートな部位であるため、傷口がデコボコにならないよう、皮膚の合わせ目をミリ単位で調整。体に吸収される極細の医療用抜糸レス糸などを用いて精密に縫合します。
  • 擦れによる痛みやニオイ・衛生面の根本解決
    はみ出していた部分がすっきりと内側に収まることで、汚れや恥垢が溜まりにくくなり、デリケートゾーン特有のニオイやムレ、擦れ痛みが劇的に解消されます。

治療の流れ(婦人科形成)

① 専門医によるカウンセリング・診察

ドクターが小陰唇の肥大度や左右差、陰核包皮とのつながりを丁寧に診察し、理想的な形態をご提案します。

② 3次元的な精密デザイン

シワの入り方や全体のバランスを考慮し、切り取るべき範囲や切開ラインを粘膜上に細かくデザイン(マーキング)します。

③ 痛みのない麻酔管理

極小の針を用いた局所麻酔(必要に応じてリラックスして受けられる静脈麻酔等の併用)を行い、術中の痛みを100%遮断します。

④ 精密な切除・吸収糸による微細縫合

血管や神経の走行に配慮しながら、余分な組織と黒ずみの強い部分を的確に切除。止血を徹底した上で、傷口がなめらかになるよう、体に馴染む極細の吸収糸で緻密に2層縫合します。

⑤ アフターケア・お帰り

術後の腫れを抑える処置を行い、少しお休みいただいた後、当日のうちにお帰りいただけます。抜糸の手間がないため、術後のご負担も最小限です。

  • 形成外科専門医による左右対称の美しいデザイン
  • 抜糸が原則不要な溶ける極細糸での精密縫合
  • 自費診療

左右対称の美デザイン

抜糸不要(溶ける糸)

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 手術の痛みや、術後のトイレ・入浴はどうなりますか?

A. 手術中は麻酔がしっかりと効いているため、痛みを感じることは全くありません。術後数日間はジンジンとした軽い痛みがありますが、お渡しする内服の痛み止めで十分にコントロール可能です。当日からトイレは問題なく行え、シャワー浴も翌日から可能です。

Q. 手術をしたことが将来、パートナーにバレてしまうことはありますか?

A. ご安心ください。当院では傷跡が完全に粘膜のシワの中に隠れるように独自の切開ラインを設計し、段差が出ないように非常に細かく縫合します。術後1〜2ヶ月が経ち、赤みや硬さが完全に抜けて粘膜組織が馴染んでしまえば、専門の医師が見ても手術をした跡だと判別がつかないほど自然に仕上がります。

包茎手術(形成外科技術による美しい仕上がりの男性専門外科)

治療の基本方針

真性包茎、嵌頓(かんとん)包茎、あるいは外見的なコンプレックスや衛生面の改善を目的とした仮性包茎に対し、形成外科専門医の確かな技術によって、機能面と審美面(見た目の美しさ)の喜びを完璧に両立させる男性専門の外科手術です。
大手美容外科にありがちな一律の単純切除ではなく、救急・形成外科の第一線で皮膚移植や微細な再建手術を数多く執刀してきた院長自らが担当。勃起時と通常時の皮膚の伸縮率を綿密に計算し、傷跡が最も目立たない「冠状溝(亀頭のすぐ下のくびれ)」の位置に一致させることで、ツートンカラーの不自然な段差のない、まるで手術をしていないかのような極めてナチュラルな仕上がりを徹底しています。

主な特徴

  • 傷跡を隠す「亀頭直下デザイン埋没法」
    切開線を亀頭のすぐ下のシワのライン(冠状溝)に設定。内板と外板と呼ばれる皮膚の性質の違いを熟知した上で縫い合わせるため、手術の傷跡がシワと同化し、ほとんど目立たなくなります。
  • ミリ単位の緻密な皮膚余剰計算
    皮膚を切りすぎると勃起時に突っ張って痛みの原因になり、残しすぎると包茎が改善しません。専門医が通常時と勃起時のサイズを正確にシミュレーションし、お一人おひとりのペニスの個性に合わせた最適な長さを割り出します。
  • 痛みと腫れを最小限に抑える適切な麻酔
    非常にデリケートな部位であるため、極細針による丁寧なブロック麻酔(陰茎根部麻酔等)を駆使し、完全無痛の状態で安全に手術を進行します。

治療の流れ(包茎手術)

① 専門医によるカウンセリング・診察

院長が直接ペニスの状態(包皮のゆとり、狭窄輪の有無、裏スジのバランスなど)を診察し、最適なデザインを検討します。

② 伸縮率を考慮した精密なデザイン

通常時と最大伸長時(勃起時)の皮膚の長さを計算し、切り取るべき包皮の範囲をミリ単位で正確にペニスへ直接マーキングします。

③ 完全無痛の局所ブロック麻酔

体の負担が非常に少ない極細の針を使用し、ペニスの根元などに適切なブロック麻酔を行います。術中は完全に感覚が遮断され、無痛の状態でリラックスして手術を受けられます。

④ 精密な切除 & 特殊2層縫合(微細縫合)

デザインに沿って余分な包皮だけを精密に切除。血管を丁寧に止血した上で、傷跡が凸凹の「いも虫状」にならないよう、形成外科の微細な極細医療用糸を用い、細緻にシワに合わせて美しく縫合します。

⑤ アフターケア・即日帰宅

包帯による適切な保護固定を行い、手術終了後すぐにお帰りいただけます。抜糸は約1〜2週間後に外来にて行い、傷が完全に成熟するまで院長がしっかりとフォローします。

  • 傷跡がシワと同化する亀頭直下デザイン
  • 突っ張りや歪みのないミリ単位の皮膚計算
  • 自費診療(※見た目を極限まで美しく仕上げる直下埋没法は自費診療となります)

亀頭直下デザイン

シャワー当日可

自費診療

よくあるご質問(Q&A)

Q. 手術の後、お仕事や日常生活、スポーツはいつからできますか?

A. デスクワークなどのお仕事や日常生活は、手術の翌日から通常通り可能です。重い荷物を持つような激しい肉体労働やスポーツに関しては、傷口が開いたり強い腫れが出たりするのを防ぐため、術後約1〜2週間(抜糸が終わるまで)は控えていただきます。シャワー浴は当日から可能です。

Q. 手術を受けた後、いわゆる「提灯(ちょうちん)包茎」や不自然なツートンカラーになりませんか?

A. ご安心ください。根元の皮膚をただ切るような簡易的な手術を行うと、色のコントラストが出やすく境界線がクッキリ目立つ「ツートンカラー」や、先端が膨らむ不格好な形状になってしまいます。当院で行う「亀頭直下埋没法」は、傷跡そのものを亀頭のすぐ下のシワの溝へ完全に隠すため、どこから見ても極めて自然な仕上がりになります。

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アクセス

兵庫県川西市栄町12-8三宝クリニックビル6F

072-758-8125

皮膚科・形成外科外来

【窓口受付】08:30~11:30 【Web受付】09:00~11:00

診療時間 日・祝
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美容外科・レーザー手術

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診療時間
16:00 - 19:00

▲…16:00~18:00は完全予約制で、診療科目は美容外科・レーザー・手術及び、皮膚科・形成外科の処置の必要な方の再診になります。
【休診日:日・祝日・第4週水曜日】

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