川西市の皮膚科・形成外科による解説|まぶたの開きを大きくして印象的な目元へ
まぶたの開き具合や目元のラインは、お顔全体の印象を大きく左右する要素です。「目が小さく見えて重たい」「パッチリとした華やかな目元になりたい」とお考えの方へ向けて、当院では整容面(見た目の美しさやバランス)の向上を目的とした自由診療(自費診療)による各種施術をご提案しております。
1. 概要・アプローチの考え方
「まぶたが重く見えて目が小さく感じる」「黒目がしっかり露出した、華やかで明るい印象の目元にしたい」とお悩みの方に対し、当院では整容的な視点(見た目の美しさやバランス)から理想の目元を目指す自由診療(自費診療)の施術を行っています。
目元の印象や開きの大きさは、まぶたを持ち上げる筋力、二重(重瞼)ラインの幅や奥行き、目頭を覆う皮膚(蒙古ひだ)の張り具合、そしてまぶたの皮膚たるみなど、複数の要素が複雑に影響し合っています。そのため、単に一つの施術を行うだけでなく、お一人おひとりの目の構造、眉と目の距離、顔全体のバランスやご要望に合わせて最適化されたアプローチをご提案することが重要です。
当院では、主に以下の4つのアプローチ(施術)を単独、あるいは組み合わせることで、理想的な目元の美しさを追求します。
- ● 挙筋前転法(きょきんぜんてんほう):まぶたを持ち上げる筋肉(上眼瞼挙筋)を調整し、まぶたの開き(縦の広がり)そのものを大きくするアプローチ
- ● 重瞼術(じゅうけんじゅつ:埋没法・部分切開法・切開法):二重ラインを作り出し、細かな幅や形状のオーダーに対応して目元に立体感を与えるアプローチ
- ● 上眼瞼リフト術(眉下切開術):眉毛の下の皮膚を切除し、元の二重ラインや目元の印象を変えずにまぶたの重みやたるみを改善するアプローチ
- ● 内眼角形成術(ないがんかくけいせいじゅつ:skin redraping method):目頭側の蒙古ひだを解除し、目の横幅や目頭の開きを自然に広げるアプローチ
本施術は整容面(見た目)の向上を目的とした自由診療となるため、二重ラインの細かな幅の指定や左右差の繊細な調整、仕上がりの形状(平行型・末広型・ミックス型など)について、患者様のご希望に沿ったオーダーメイドの施術設計が可能です。
まぶたの開き&目元のお悩み 施術診断
あなたに最適な施術・組み合わせをご案内します
2. 治療法・施術内容の解説
① 挙筋前転法(まぶたの開きを良くする)
まぶたを引き上げる主たる筋肉である「上眼瞼挙筋(じょうがんけんきょきん)」に連なる「挙筋腱膜(きょきんけんまく)」にアプローチし、弛んでいる腱膜を前転(引き伸ばす)させて瞼板(まぶたの芯となる組織)へ固定し直す施術です。
施術のプロセス:
まぶたの皮膚を切開し、解剖学的な層を丁寧に剥離して挙筋腱膜を露出させます。腱膜の固定位置を微調整しながら瞼板に縫合します。施術中に体を起こしていただき、開眼状態での黒目の露出度合いや左右差を念入りに確認・微調整した上で縫合します。
期待できる効果:
過度な力を入れなくても自然とまぶたが持ち上がるようになり、黒目の見える面積が増えて目がパッチリと大きく開くようになります。また、まぶたを開ける際におでこの筋肉(前頭筋)を使う癖が改善されるため、おでこのシワの予防や目元の疲労感の軽減も期待できます。
② 重瞼術(二重ラインの形成・細かなオーダーメイド対応)
まぶたに安定した二重ラインを形成し、目元の印象を鮮明にする施術です。ご要望や皮膚のたるみ、脂肪の厚みに合わせて以下の3つの手法から最適な術式を選択します。自由診療では、ミリ単位での二重幅のオーダーやラインの角度調整が可能です。
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埋没法(まいぼつほう):
皮膚を切開せず、医療用の極細糸を用いてまぶたの内側(挙筋群や瞼板)と皮膚を結びつけ、二重ラインを作る方法です。ダウンタイムが短く、やり直しや幅の変更が比較的容易な点が特徴です。 -
部分切開法(ぶぶんせっかいほう):
希望する二重ライン上を数ミリ〜1cm程度小切開し、余分な眼輪筋や眼窩脂肪を取り除きつつ、糸で固定して強固な二重を作る方法です。切開法よりも低侵襲でありながら、埋没法より戻りにくい構造を作ります。 -
切開法(せっかいほう):
二重ライン全体に沿って皮膚を切開し、たるんだ皮膚や厚みのある脂肪組織を適宜切除・調整しながら、半永久的で途切れない二重ラインを形成します。幅広の二重をご希望の場合や、まぶたの皮膚が厚く厚みがある方に適しています。
③ 上眼瞼リフト術(眉下切開術:まぶたのたるみ改善)
眉毛の下のラインに沿って皮膚を切開し、余分な皮膚を切除して吊り上げる施術です。
施術のプロセス:
眉毛の下縁ギリギリを沿うようにデザイン・切開を行い、余剰な皮膚および必要に応じて皮下脂肪や筋肉を適量切除した上で、丁寧に入念な縫合を行います。
期待できる効果:
二重ラインの上にかぶさるまぶたのたるみが引き上げられるため、元々の二重ラインや目元の自然な印象を変えることなく、すっきりとした軽い目元を取り戻すことができます。まぶたの厚みが気になる方や、二重切開では不自然な仕上がりになりやすい厚い皮膚の方にも適しています。
④ 内眼角形成術:skin redraping method(目頭の調整)
目頭にかぶさっている「蒙古(もうこ)ひだ」を調整し、目の横幅を広げたり、目頭側の見え方を改善する施術(いわゆる目頭切開)です。当院では傷跡の目立ちにくさに配慮した「skin redraping method(スキンリドレーピング法)」を採用しています。
skin redraping methodの特徴:
従来の目頭切開(Z形成術やW形成術など)のように皮膚を大きく切除して強引に引っ張るのではなく、目頭の皮膚を切開した後に皮弁を再配置(リドレーピング=かけ直す)して縫合する手法です。
メリット:
皮膚にかかる緊張(テンション)が少ないため、術後の傷跡が目頭の自然な溝やシワのラインに隠れやすく、赤みや盛り上がりが最小限に抑えられます。また、組織を過剰に除去しないため後戻りのリスクが低く、自然で上品な目頭のラインを形成できます。
3. メリット・デメリット(リスク・副作用・費用)
メリット
- ✔ トータルデザインによる目元の印象改善:目の縦幅(挙筋前転)、横幅(内眼角形成)、奥行きとライン(重瞼術)、そしてまぶたのたるみ解消(上眼瞼リフト術)を組み合わせることで、お顔全体のバランスに調和した魅力的で印象的な目元を実現できます。
- ✔ 二重ラインの細かなオーダーが可能:自由診療のため、二重幅の細かな指定や、平行型・末広型・ミックス型など仕上がりのデザイン性に拘った調整が可能です。
- ✔ 傷跡と仕上がりに配慮した高度な術式:skin redraping methodや眉毛下縁に沿った縫合など、組織損傷を極力抑える丁寧な縫合技術・形成外科的手技を用いて仕上げます。
デメリット・リスク・副作用
- ⚠️ ダウンタイム(腫れ・内出血):術後1〜2週間程度、強い腫れや内出血、赤が発生します。組織が完全に落ち着き、最終的な完成形に至るまでには約3〜6ヶ月程度の期間を要します。
- ⚠️ 左右差のリスク:人間の顔立ちや骨格、筋肉の強さには元々左右差が存在します。事前のアセスメントと施術中の調整を綿密に行いますが、完全に左右均等(100%対称)にならない場合があります。
- ⚠️ 傷跡の経過:切開を伴う施術(切開法重瞼術、上眼瞼リフト術、内眼角形成術など)の傷跡は、二重ライン、眉下、目頭の溝に沿って時間の経過とともに目立たなくなっていきますが、傷跡が完全に消失する(無傷になる)わけではありません。
- ⚠️ 過不足および再調整の可能性:まぶたの開き具合や二重幅に関して、術後の組織の収縮や回復過程の個人差により、想定より開きが強すぎる(過矯正)、あるいは戻り(矯正不足)が生じ、再調整手術が必要となる場合があります。
費用(自由診療)
| 施術名 | 価格(税込) |
|---|---|
| 挙筋前転法(両目) | 353,000円 |
| 重瞼術(埋没法/両目) | 121,000円 |
| 重瞼術(部分切開法/両目) | 165,000円 |
| 重瞼術(切開法/両目) | 264,000円 |
| 上眼瞼リフト術(眉下切開術/両目) | 308,000円 |
| 内眼角形成術:skin redraping method(両目) | 198,000円 |
※上眼瞼リフト術の費用詳細や、施術を組み合わせる場合の明確な見積もりは事前の個別カウンセリングにてご提示いたします。
4. よくあるご質問(Q&A)
挙筋前転法、重瞼術、上眼瞼リフト術、内眼角形成術を同時に行うことはできますか?
はい、お悩みの状態やご希望に応じて組み合わせたり、同時に行ったりすることが可能です。同時に施術を受けることで、ダウンタイム(腫れや内出血の期間)を一度にまとめられるメリットがあります。また、まぶたの開き(挙筋前転)、二重ラインの幅(重瞼術)、たるみ(上眼瞼リフト術)、目の横幅(内眼角形成)を同じ手術の中で総合的に確認しながらバランス調整ができるため、デザインの完成度を高める上でも有効です。
内眼角形成術(skin redraping method)は従来の目頭切開と何が違うのですか?
従来の目頭切開法の一部は皮膚を切除して引っ張るため、傷跡が目立ちやすかったり、目頭が不自然に引きつれたりするリスクがありました。一方、skin redraping method(スキンリドレーピング法)は皮膚を切除せずに位置を補正・再配置する技法です。皮膚への張力がかかりにくいため、傷跡が目頭の陰に隠れて目立ちにくく、非常に自然な目頭のラインを作ることができます。
「絶対に思い通りの目元になる」「100%成功する」のでしょうか?
医療施術において「絶対に~になる」「100%成功する」とお約束することはできません。まぶたの皮膚の厚み、骨格の形状、眼球の突き出し度合い、眼腱挙筋の筋力には大きな個人差があるためです。当院では事前の丁寧なアセスメントとデザインシミュレーションを行い、限界やリスクも含めて十分にご説明した上で、ご満足いただける結果を目指して執刀いたします。
手術中の痛みが心配です。どのような麻酔を行いますか?
手術は極細の注射針を使用した局所麻酔を行ってから開始します。麻酔を注射する際のチクッとした痛みは伴いますが、麻酔が十分に効いた後は手術中に痛みを感じることはほとんどありません。痛みに不安がある方には、できる限り負担を軽減できるよう配慮して対応いたします。
受診・受付方法のご案内
やまだクリニック(兵庫県川西市)では、皮膚科・形成外科・美容外科の診療を行っております。診療区分(保険診療と自由診療)によって受付手順が異なりますので、事前にご確認いただきますようお願いいたします。
受付方法
自由診療(自費診療)をご希望の方:
まぶたの整容治療(挙筋前転法、重瞼術、上眼瞼リフト術、内眼角形成術など)をはじめとする自由診療は、十分なカウンセリング時間を確保するため完全電話予約制となっております。事前にお電話にてご予約の上、ご来院ください。
受診の詳しい手順やご案内につきましては、以下の固定ページをご確認ください。
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🏥 当院のご案内
📅 診療のご希望や、まぶたの整容治療(挙筋前転・重瞼術・眉下切開・目頭切開)についての診察相談は、
当院が初めての方は電話(072-758-8125)で、
当院を受診したことがある方は [>>Web順番受付] をお気軽にご利用ください。
【医師監修・執筆】
院長:山田 信幸(やまだ のぶゆき)
- 医学博士
- 日本形成外科学会 形成外科専門医
- 日本レーザー医学会 レーザー専門医
- 日本救急医学会 救急科専門医
- 日本熱傷学会 熱傷専門医
川西市にて「やまだクリニック」を開院し18年以上。皮膚科・形成外科・美容外科領域において豊富な日帰り手術・レーザー治療実績を持つ。