川西市の皮膚科・形成外科による解説|雀卵斑(そばかす)の治療について
雀卵斑(そばかす)
雀卵斑(じゃくらんはん)はいわゆる「そばかす」のことです。鼻の頭から頬の周りにかけて、直径数ミリの小さな茶色の斑点が広範囲に散在する疾患です。
多くは遺伝的な背景があります。幼少期や思春期から目立ち始めるのが特徴です。紫外線を浴びることによって、さらに濃くなる性質があります。
当院の基本方針は、最新の医学的根拠に基づく安全な治療です。健全な周囲の肌を傷つけることなく、メラニン色素だけを的確に破壊します。
そばかすは1つ1つが小さいため、照射の正確性が求められます。豊富な臨床経験を活かし、痛みの軽減に配慮しながらスピーディーに治療を行います。お顔全体がパッと明るくなるような治療を目指します。
1. こんなお悩みはありませんか?(チェックリスト)
- 小学生や中学生の頃から、鼻や頬のまわりに小さな点状のシミがあった
- 家族や親戚に、同じようにそばかすがある人がいる
- 夏場に紫外線を浴びると、数が増えたり色が濃くなったりする
- 美白化粧品をいくら塗っても、点々としたそばかすが薄くならない
- 毎朝メイク(コンシーラー)で隠すのが大変で、素肌を綺麗にしたい
2. 主な特徴・治療法
- アレクサンドライトレーザーによる的確なスポット照射:黒い色素(メラニン)にシャープに反応する医療用レーザーを使用します。そばかすの1粒1粒に対して的確に照射を行います。
- ダウンタイムの負担を抑える処置:照射時の痛みを抑えるため、機器に内蔵された強力な冷却ガスを併用します。皮膚表面へのダメージを抑えます。
- 再発を防ぐためのアフターケア指導:そばかすは体質的な要因が強い性質があります。治療後に再び濃くならないよう、丁寧な遮光(紫外線対策)とホームケアのノウハウをお伝えします。
3. 治療の流れ(雀卵斑)
- ① 専門医による肌診察:お顔のそばかすの深さや密度を診察します。大人の場合は、背景に肝斑が隠れていないかを厳密にチェックします。レーザーを安全に当てられるかをプロの目で判断します。
- ② 治療プラン・経過の説明:レーザー照射後、皮膚がどのように変化するかをご説明します。一時的な黒化やカサブタの形成など、術後のスケジュールを分かりやすくお伝えします。
- ③ レーザー照射:痛みに敏感な方には、必要に応じて麻酔クリームを使用します。冷却ガスを噴きつけながら、狙いを定めてスピーディーにレーザーを照射します。
- ④ 術後ケア・冷却:照射直後の火照ったお肌をしっかりとアイシング(冷却)します。必要に応じて炎症を抑えるお薬を塗布します。
- ⑤ 定期的な経過観察:数日から1週間ほどでカサブタが自然に剥がれ落ちます。下から新しいピンク色の肌が現れます。周囲の肌色と綺麗に馴染むまで、外来でしっかりとフォローします。
※本治療は自費診療(自由診療)となります。
4. よくあるご質問(Q&A)
Q. レーザー治療の後、かさぶたはどれくらいで剥がれますか?お化粧はできますか? A. レーザーを照射した部分は、翌日あたりから薄いかさぶたのようになります。一時的にシミが濃くなったように見えますが、これは正常な反応です。約5日〜1週間ほどで、洗顔などの際にポロポロと自然に剥がれ落ちます。下から新しいお肌が出てきますので、無理に指で剥がさないようにしてください。施術当日はお化粧を控えていただきますが、翌日からはかさぶたの上からメイクをしてカバーすることが可能です。